「国産うなぎ」と「中国産うなぎ」の違いって何？ 味に差はある？ 鰻専門ライターが食べ比べてみた！（All About） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は、うなぎについてお話ししたいと思います。うなぎは、日本の夏の風物詩として、土用の丑の日に食べる習慣がありますが、最近は中国産の価格の安いうなぎが出回っています。では、国産のうなぎと中国産のうなぎの違いはどこにあるのでしょうか？実際に食べ比べてみましたので、その結果をご紹介します。
- 原料原産地と種類の表示：中国産のうなぎは、日本向けの輸出品なので、日本の規定に合ったうなぎを生産しています。しかし、原料原産地と種類の表示には注意が必要です。中国で養殖されたニホンウナギは「中国産うなぎ」ですが、アメリカウナギなどの他の種類のうなぎは「国産うなぎ」になります。また、加工品には原料原産地の表示が義務付けられていますが、種類の表示は義務ではありません。消費者は、表示をよく確認して、自分が食べたいうなぎを選ぶ必要があります。
- 養殖方法と飼料：中国では、広大な土地を利用した「露地養殖」が盛んです。日本では「ハウス養殖」が主流となりましたが、露地養殖は自然に近い環境で、うなぎのストレスを減らすことができます。飼料原料も日本と同じものを使用していますが、中国では飼料の添加物や残留農薬の管理が厳しくない場合があります。そのため、安全性や品質に不安がある人は、国産のうなぎを選ぶ方が良いでしょう。
- 味と食感：食べ比べてみた結果、国産のうなぎは、肉厚でふっくらとしていて、脂ののりが良く、甘みがありました。中国産のうなぎは、やや細身でしっかりとしていて、脂は少なめで、さっぱりとしていました。どちらも美味しかったですが、個人的には、国産のうなぎの方が好みでした。ただし、味は調理方法やタレにもよりますので、一概には言えません。
以上、国産のうなぎと中国産のうなぎの違いについて、食べ比べてみた結果をお伝えしました。うなぎは、栄養価が高く、疲労回復や美容にも効果的な食材です。自分の好みや予算に合わせて、うなぎを楽しんでくださいね。
