「医学部予備校は必要なし」でも“別格”と称される「鉄緑会」に陰りが見え始めた理由(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
以下に要約をまとめました。
- 医学部受験に予備校は必要ない? 医学部専門の個別指導塾の元経営者は、医学部受験には予備校に行く意味はほとんどないと主張する。12医学部の過去問を繰り返し解くだけで十分であり、予備校の授業はマスを相手にするだけで役に立たないという。
- 個別指導塾も効果が薄い? 個別指導塾の有利さを強調しているように見えるが、元経営者はそれすらも否定する。3個別指導の生徒は集団指導の塾についていけなくなり来るケースが多く、医学部専門とうたってもレベルに達しないのが現実だという。4また、競争心も植えつけられにくいと指摘する。5
- 鉄緑会は別格の塾? 医学部受験の勢力図を塗り替えてきたのが鉄緑会という塾だ。東大理Ⅲ合格者の過半を占めるほどの実績を持ち、国公立大医学部や私大医学部の上位校でも多くの合格者を出している。鉄緑会は理Ⅲと文Ⅰの受験に特化した塾で、経営と講師は東大生が担う。入塾テストは非常に難しく、デキる生徒が集まっている。6
- 鉄緑会も陰りが見える? しかし、鉄緑会も最近は実績が下降傾向にある。07年にベネッセコーポレーションに買収されて以降、経営に重きをおくようになり、少数精鋭が崩れつつあると元講師は懸念する。7今後、医学部受験の勢力図が変わる可能性もあるという。8